「かぜ」について

「かぜ」とは、かぜの原因となるウイルスの感染によって、鼻やのどに炎症がおこり、くしゃみ、鼻みず、せき、たん、発熱などの症状がみられる病気です。昔から、かぜは万病のもとと言われており、時には重病にいたることがありますので、早期治療はもちろんのこと、かぜにかからないように日頃からの予防が重要です。
特に冬は空気が乾燥してのどを傷めやすく、室内外の温度差も激しいため、かぜには充分注意が必要です。また、一般に、幼少児はおとなにくらべて環境に対する適応能力が低く、免疫力が弱いため、かぜをひきやすいのです。

ここでは「かぜ」に対する一般的な疑問にお答えし、併せて予防のポイントをまとめてあります。


 


Q1「かぜ」のときには入浴してはいけないのでしょうか?

かぜの程度によって、良いときと悪いときがあります。かぜのひきはじめに風呂に入ると、体がよく暖まって、発汗が高まり、軽いさむけ(悪寒)などもとれて、翌朝には治ってしまうこともあります。しかし、一般的には、体力を消耗し、気道の炎症を強めてしまうこともあり、熱がなくても特に気管支炎をおこしているような時には、せきやたんが増えますので、入浴させないほうが無難です。病気がちなお子さんや、熱が2〜3日も続いているようなときは厳禁といえるでしよう。また、髪を洗うと、湯ざめしやすくなりますので、なるべく洗うのはひかえ、どうしてもという時には、タオルでよくふいて、ドライヤーではやく乾かしましょう。


Q2みかんを食べると「かぜ」によいというのは本当ですか?

ドイツではかぜをひくと、暖かいオレンジジュースをたくさん飲むという民間療法があり、事実、かぜにきく漢方薬に「みかんの皮」をほしたものもあります。みかんにはビタミンCが大量に含まれており、アメリカのポーリング博士によると、大量のビタミンC(1〜2グラム)をとればかぜは予防でき、ひいても、軽くすむということです。ビタミンCは、体の抵抗力を高める働きがあり、発熱時には不足しがちですので、つとめてとるように心がけましょう。

 

 

Q3マスクをかけると「かぜ」の予防になりますか?

かぜの原因となるウイルスは、マスクのあみめよりも小さく、マスクでウイルスの侵入を防ぐことはできません。しかし、外出の際にマスクをしていくと、ホコリや雑菌の侵入を防ぐことができます。また、マスクにより、鼻やのどに湿り気を与え、粘膜の荒れを防ぎ、ウイルスの働きをおさえることができます。また、ほかの人にかぜをうつさないためのエチケットとしても、マスクの使用は重要です。いやがらずに、部屋の内外を問わずにつけましょう。



「かぜ」の予防カ条

1. バランスの良い食事をしましょう。

2. 十分な睡眠をとりましょう。

3. 日頃から運動などで体をきたえましょう。

4. 極端な厚着や薄着に気をつけましょう。

5. 人混みの中にはなるべく行かないようにしましょう。

6. 帰宅したらうがいをしましょう。

7. 手荒いの習慣をつけましょう。

8. こまめに部屋の掃除をしましょう。

9. 外出するときにはマスクをしましょう。

10.予防接種を受けましょう。

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