全身の症状

  • 熱がある
    私たちの体温はだいたい36度から37度の間で安定しているものです。
    これは体にとって理想の温度(環境)なのです。ところが体に何か異常が起こると、
    その体温が通常よりも高くなることがあります。これが「発熱」です。カゼならばさほど心配はありませんが、高熱が出たり、微熱が続くようなケースはインフルエンザや肺炎、
    腎盂腎炎、などの感染症や血液疾患などの病気が心配されます。
    熱が出る病気はカゼだけではありませんので、ぜひ医師の診察を受けて下さい。
  • 体がだるい
    仕事やスポーツの後で感じるだるさは日常的なことで、体を休めて解消されるようなら、
    まず心配はありません。だるさが続いたり、程度がこれまでとは明らかに違うような場合は何かの病気かもしれません。肝臓や腎臓の異常、糖尿病などの内分泌疾患、血液疾患、ガンなど、全身のだるさを招く病気はさまざまです。だるさが気になるときにはいちど病院で診察を受けてみて下さい。
    また精神的ストレスが全身の倦怠感を招いているケースも少なくありません。
    睡眠障害、体重減少、頭痛や頭重を伴うことが多いようです。
    このような場合はストレス解消がだるさの解消につながるかもしれません。
  • むくみがある
    「むくみ」は腎臓病や心臓病の特徴的な症状です。しかし、あまり神経質にならないでください。ずっと椅子に腰掛けていたり、長い時間立ち仕事を続けていたときには下半身に
    多少のむくみはあらわれるものです。仕事帰りに靴がきつく感じられるのは生理的なことなのです。でも一晩たってもむくみがとれないときや顔や手がむくむときは要注意です。
    いちど医師の診察を受けましょう。